12%金銀パラジウム合金を材料に用いて作製した、いわゆる『銀歯』です。保険では「金銀パラジウム合金」と「ニッケルクロム合金」「銀合金」等が、保険適応の金属として指定されています。
健康保険にてクラウン(全部かぶせる差し歯)治療を行う場合には、基本的に前から4番目以降の歯はすべてこの金属冠(銀歯)になります。
<健康保険適用 12%金銀パラジウム合金の利点>
○ 金属なので強度が強く、強い力がかかる部位にでも使用可能である。
○ 健康保険適応できる。
<健康保険適用 12%金銀パラジウム合金の欠点>
○ 金属なので審美的(見た目)問題が残る。
○ 装着して時間が経過すると金属が錆びて溶け出し、歯や歯ぐきの変色、金属アレルギーなどを引き起こす可能性がある。