古くから、歯が抜け落ちて無くなることは、人々の深刻な悩みの一つでした。歯を喪失した(失ってしまった・抜けてしまった)後の処置としては『入れ歯』『ブリッジ』『インプラント』のよる補綴(ホテツ)処置をすることとなります。
『総入れ歯』の場合は歯ぐきの粘膜上に乗っかっているだけですので、モノを咬むと梃子(テコ)の応用で入れ歯そのものがぐらつき上手く咬むことが難しい(機能回復率が低い)場合が多いようです。『部分入れ歯』の場合も同様の上、金属のひっかけ(維持装置)が残存歯に負荷をかけてしましますし、見た目もいいとはいえません。
『ブリッジ』におきましては、『金属製ブリッジ』はともかくとして、『セラミック製ブリッジ』の見た目は良好と言えますが、少なくとも抜けた歯の両隣の歯は支柱の役割をしないといけないので削ることになります。
支柱となる歯が天然健康歯の場合、その歯の神経を取って・削って・ブリッジを被せて負荷をかける…となればその代償は少なくないと考えるべきでしょう。
これらの問題を抱える患者さまの為に、「インプラント治療」というものが開発されました。そもそも、インプラント(implant=植え付ける)は、人工歯根とも言われ、失ってしまった歯の根(歯根)相当部にインプラント体(多くはチタン製の人工歯根)を埋め込み、それを土台にしてその上に人工の歯を固定する方法です。
手術が必要となってきますし、健康保険診療の対象ではありませんので検査も含めてすべて自費診療となります上、治療期間もかかります。しかし現在の歯科医学において考えられる選択では機能回復率(どれだけ咬めるか)審美性(見た目)を追求していくとインプラント治療となります。インプラント治療は『入れ歯』『ブリッジ』に比べて寿命が長いことも利点となるのではないでしょうか。
私見ではありますが28本すべてご自身の歯がそろっている場合の機能を100%とすれば、『総入れ歯』は機能回復率『30%』、ブリッジ『60%』、インプラントは『80%』といったところでしょうか。

インプラント治療とは、歯を失ってしまった・抜けてしまったところ(顎の骨)に手術を施しチタン製のインプラント(人工歯根)を植え込んだのちに人工の歯冠(噛む部分)を取り付ける治療です。あごの骨とインプラント(人工歯根)を結合させた後に人工の歯(噛む部分)を装着するので自然の歯と同じように物を噛むことができます。
また、歯冠(噛む部分)の色や形も最新の歯科技術により自分の歯と同じような白い歯をつくることも可能です(審美歯科)。 
さらにインプラントはしっかりとしたアフターケアをすることにより、長期間にわたり“自分の歯”と同様の機能を手に入れることができることから“第3の歯”ともいわれています。インプラントは歯ぐきの粘膜や顎の骨と結合しやすい(生体親和性が高い)ことも特徴です。

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